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中国汚染

温家宝前中国首相は、新華社を通じて、中国ではびこる汚職問題について「共産党と国家の存亡に関わる」と在職中自ら述べて憚らなかった。又、汚職を防ぐ制度作りの必要性をかねがね訴えていたのが温氏であった。

ニューヨークタイムス電子版(1月30日)によると、同紙が中国のハッカーから過去4カ月間にわたってサイバー攻撃を受け、記者らのパスワードが盗まれたと報じた。(産経2/1)

これは中国の温家宝の一族による蓄財問題を報じた時期と重なっており、取材の経緯を探るのが目的と見ている。

この蓄財報道の取材が最終時期にさしかかった昨年の9月13日、中国政府高官から、これを継続すると「ある結果を伴う」と云う意味の警告を受けたと報道している。これには中国軍が直接関与している可能性大(専門家談)の指摘があり、米連邦捜査局にも通報したことをNYタイムスが発表した。

温家宝氏が前首相の立場を利用して汚職を行ったのならば、普通の国家ならば公のスキャンダルとして、政府発表となるべきだが、国家主席が交代しても何の噂にもなっていない事が不思議に思える。温家宝を不正蓄財の汚職容疑で聴取できない検察には何かの圧力が他方面から及んでいるのではと思いたくなる。

胡錦涛VS江沢民の問題と、新主席習近平、昨年除名された薄煕来を取り巻く応酬合戦に未だに決着がつかない「中国共産党」のお家騒動が外国からの報道圧力に正面から反論出来ない事態になっていると思わざるを得ない。

北京に留まらず、上海、天津等での空気汚染は深刻な問題に発展しつつある。今朝の各紙の報道では、間もなく偏西風に乗って、黄砂とともに「中国スモッグ」が我が国に影響を及ぼすことを危惧している。最近中国から帰国した筆者の義弟は、中流階層以上の中国人は既にあえて国産の野菜や穀物は買わなくなっていると言っている。

空気汚染、水汚染、食物汚染は今や中国での深刻な問題となっていると聞く。

中国の高官、政治家の汚職も一種の汚染と見れば、これこそ一刻も放置できない問題であり、自国をコントロールできない中国共産党こそ、それら腐敗をもたらした責任が問われるべきと考える。

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