« 中国汚染 | トップページ | 安祥寺・出雲寺・毘沙門堂の由来 »

「集団的自衛権」問題は我が国のローカル・ルール

これまで我が国の国会で、与野党間で延々と火花を散らして論戦が戦わされてきた「集団的自衛権」とは、これを煎じつめて考えると、日本国の憲法条項に限られた国内問題であることを今回、友好国アメリカから知らされる破目になった形。

所謂「平和憲法」と称する、戦後に占領軍に強要されるかたちで定められた憲法には、武力行使が禁じられているとして、同盟国が我が国防衛のため行動中、第三国の武力行使を受けたときには援助の為に武力を行使して「共に自衛する」ことまでを是としない左派系政党の主張をようやく排除できるとして、安倍新政権が誇らしげに“集団的自衛権行使容認”をアメリカに伝えたところ、アメリカ政府は喜びを表すどころか、かえって迷惑だと言いだした。(京都新聞、2月2日)

安倍首相は、沖縄の尖閣諸島周辺で中国の度重なる領海侵犯、領空接近を憂慮しながら有事の際、アメリカの保護を求める見返りとして共同軍事行動ができることを伝えたつもりだった。

友好国が第三国に攻撃を受けた場合、どの国でも事情が許す限り同盟国の援助に乗り出すべきことは政治の常識。

集団的自衛権なる文言こそ、誰が造ったのかは判らないが、我が国のローカル的問題で、それを“我々は貴方が困った場合は援助します”と押しつけがましく外交ルートで発表する必要があったのかどうか?

中国はアメリカにとって重要な貿易相手であるため、何も起こっていない段階で、若し日中間で武力衝突になればアメリカは中国に報復するとまで踏み込んで明言するべきでないとしても何ら不思議ではない。

ただ、日米安保条約で規定済の沖縄基地防衛は守るとルース駐日大使は明言している。だが、沖縄近辺の東シナ海の公海上で日中が問題を起こした場合はどうだろう?

安全保障をアメリカが一方的に日本にコミットすると考えることは早計で、あくまで日本は自衛手段を強化することに努力すべきで、それまでは決して中国の「誘い」にのることのないように努めるべきと考える。

|

« 中国汚染 | トップページ | 安祥寺・出雲寺・毘沙門堂の由来 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/304622/49126297

この記事へのトラックバック一覧です: 「集団的自衛権」問題は我が国のローカル・ルール:

« 中国汚染 | トップページ | 安祥寺・出雲寺・毘沙門堂の由来 »