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東北地方の将来像を示せ!

Photo ロンドン

東日本大震災(2011311)からまもなく2年が過ぎようとしている。

毎日新聞、2011412日の「余録」欄に、17世紀に起こったロンドンの大火の際、当時の天文学者、建築家のレンがロンドン市の復興に貢献、現在の近代都市ロンドンが甦ったと書いている。(クリストファー・レン、16321723

166692日に、ロンドンに火災がおき、6日間も燃え続けた。その間、教会87、家屋13000程が燃え尽き、商業地区(シティー)の殆どが消滅と言われている。

その時、綿密な復興計画が検討され、先ず、その後は、木造建築物は禁止とされると同時に、広い道路と水道網、危険で不潔であったロンドンを近代都市に一変させたと言われている。

192391日の関東大震災の折、アメリカ歴史家ビアードが後藤新平に贈ったとされる「進言」について、「余録欄」は、「貴下が計画を実行すれば、日本国民は先見と不撓の勇気故に貴下を記憶するだろう云々」と述べ、後藤に「雄大な計画」を貫くように鼓舞したが、現実、結果は当時の議会の反対で大幅に縮小されてしまったことは誠に残念である。

今回も震災から2年を過ぎても、未だに何万人という人々が仮住まいの状態にあることは残念だが、ここで、ハッキリと我々が考えるべきことは、「復旧」か、「復興」かである。

17世紀に、レンが考えたのは「復興計画」であった。今回は東北の地が原発から出たセシュームに汚染されてしまったと云う特殊な事情があったが、この地方をそのままの復旧でなく、将来に亘って「21世紀らしい」復興につなげてほしいものだと考える。

民主党から自民党に政権が移行したが、この際、政治に望みたいことは、平成の後藤新平となるべき人材を見出して、今度こそは、未来に悔いを残さない、確固たる「広大なビィジョン」のもと、復旧ではなく、将来の東北の更なる発展に繋がる大復興を目指して、慎重な計画で「事」に臨むように政治に希望したい。

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