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世界に羽ばたく中小企業2例

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5月23日付、産経新聞、日本中小企業の「オンリーワン技術」でもって世界で勝負する会社を取り上げている。

其の一つが、“絶対に緩まないネジ”の「ハードロック工業」若林克彦社長の例は、神社の鳥居継ぎ目の楔(くさび)にヒントを得て開業したのが昭和48年。

以来、絶対に緩まない「ハード・ロック・ナット」を開発、東京スカイツリーや新幹線、明石海峡大橋などに使用された。

ハード・ロック・ナットは二つの部分に分け、一つが楔の役目を果たし、締め付けると、もう一方のナットとボルトの隙間にガッチリと食い込むように工夫され二度と緩まないもの。

海外の高速鉄道など、ネジが緩んではならない世界中の現場で、今や無くてはならない存在となっていると云われる。

「絶対」が約束されるネジは“韓国、中国などのメーカーからその類似品がでているが、ハードロック工業の製品の品質には遠く及ばない”と若林社長。

方や、太陽工業(大阪市淀川区)は、スタディアムの屋根膜など、大型テント(膜面構造物)で世界シェアーの7割を誇る会社。

来年6月開幕が待たれるサッカーのワールド・カップ(W杯)ブラジル大会でも既に主要8競技場の屋根膜製造や施行を受注し、サッカー日本代表より一足早く“W杯”出場を決めた。

(写真)

この実力を世界的なものにしたのは昭和45年の「大阪万博」。そこでは,幕面構造物の9割以上を手掛け、アメリカ館では、空気圧で屋根を浮かび上がらせる「エアードーム」で世界初の面積、約1万㎡を実現、その後、東京ドームや、世界最大の膜面構造物」「ノース・グリニッチ・アリーナ(ロンドン)などで実績を上げてきた。

その技術は自社が開発した解析ソフト、力学上無理のない合理的形状の種類と配置を設計して風、積雪にたいする強度を解析して高い耐久性と工期の短縮に成功した。

職人根性と独自で開発した特殊技術を発揮して今後、続々とこのような中小企業の勃興を期待したい。

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