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「ファスナー」について

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呼び方はいろいろだが、ファスナー(fastener)は近代生活上、欠かせないアイテムになったと言ってよい。

 

19世紀中頃にアメリカで発明されたことは事実だが、永い間、「パテント」の問題で確かな発明者の確定が難しいとされる。

 

ミシンの発明者のエライアス・ホー(Elias Howe)は、1851年、”Automatic Continuous Clothing Closure”(自動連続式着物止め)-即ち、今日で呼ぶファスナーらしきものーを作って、その特許を取得したが、その後、ミシンを重要視、「ファスナー」を真剣にマーケティングすることを怠っていた。

 

42年後,空気圧を利用した電車(pneumatic street car)の発明者、ジャドソン(Whitcomb Judson)が、クラスプ・ロッカー(Clasp  locker)の名のファスナー付き靴を発表した。

 

その後、彼は、ユニヴァーサル・ファスナー会社(Universal  Fastener  Co.,)を創業、「クラスプ・ロッカー」の名称の靴を、1893年のシカゴ万博に出品したことからジッパー付き靴でジャドソンがその後、ファスナーの発明者と呼ばれるようになった。(cf,Ask.Com

 

会社はその後、スエーデン系アメリカ人、ギデオン・サンドバッグ(Gideon Su

ndback)に引き継がれ、数多の変遷を経て、1913年12月になり現在のジッパー(Zipper)が誕生した。

 

アメリカではファスナーのことをジッパー、或いは、ジップ・ファスナーと呼ばれるが、その名称は、1923年にゴムの大手、グッドリッチ(Goodrich Company)が使用したときから定着した。始めはこれをゴム長靴につけたり、パイプ用タバコの袋のファスナーとして使われていた。

 

Zipperがようやく、多く使用されることになったのは、1930年で、そのきっかけは、自分でボタンが留められない幼児たちが、の手助けなしに着られる上着用として始まったと云われる。

 

1937年にはジッパーはボタン使用のものを抜き去ったと云われる。

 

始めの頃は、ファスナーの故障がく、特に、男子用ズボンの場合困った事件になることがしばしば起こった。そのような事情で、エリザベス女王はファスナーを決して使われなかったと聞いている。

 

21世紀の今日では、ァスナーは生活の需品の存在となり、最近では両側からでも開け閉めが出来るファスナーも出ている。

女性用のポーチや、旅行用カバンにもファスナーは欠かせない代物である。

 

わが国ではYKKが最も有名なファスナー製造会社である。

グーグルで調べたところでは、YKKの国内シェアー:95%、で、全世界45%シェアーを維持して、世界各地に工場を持ち、年間売り上げは6700億とのこと。

 

日本では“チャック”だが、中国では“ラーリエン”、アメリカでは“ジッパー”、中米諸国では“シェレス・レランパゴス”、さらにフランスでは、“フェルメチュール・ア・グリシェール”と呼ばれるそうである。(YKK調べ)

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