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宗教法人楽園、日本

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京都東山「青蓮院」、親鸞聖人が得度した名刹、皇族につながる門跡寺院。毎年の春、秋の観光の季節には、院内をライトアップするので多くの来訪者でにぎわっている。

一昨年、本来では世襲がご法度となっている筈の門跡寺院だが、「世襲」を申請して認められている。

青蓮院には日本の三大不動の内の国宝、平安時代「青不動明王図」(絹本着色)が伝承されている。

これが果して「寺宝」なのか「」国宝」なのかには議論の余地が残るが、当院では「秘宝」と称して、来年秋に完成予定の「青龍殿」で護摩を焚いて”ご開帳”する予定であることを12月12日、京都新聞で知った。(写真)

青蓮院は何時頃からかは知らないが、裏山の将軍塚の頂上に飛び地があり、その地に数年前、市内にあった大正時代の武道場を買収して移築、清水の舞台の五倍近い「大舞台」を構築して、それをお披露目をすることを。11日、東京日本外国特派員協会で特別に記者会談を開いて発表した。

京都の観光寺が特別に東京で外国記者を交えて自分の寺の宝物を「開帳」することを発表することは前代未聞と筆者は考えるが、これに何の意図があるのだろうか?

青蓮院の所在地は歴史的風土保存地区に指定された、現存の建物以外には如何なる構築物を建設することが禁止されているところであり、その裏山たりとも同じような法律の網がかけられている処だと普通は解釈される。

そのような山頂の緑地帯に清水の舞台をはるかに凌ぐような護摩堂と、一大テラスを構築することを許可した役所を考えるとき、京都市以外には考えられない。

その「青龍殿」に国宝の仏画を展示して観衆を集めるために、一年前から新聞記者を東京に集めて公表に及ぶ寺院の姿勢には何か世間を軽視したものを感じずにはいられない。

寺宝を開帳して観衆を集める行為が果して宗教行為なのかどうかも検討される余地があるのではと考える。

青蓮院が東京で記者会談をして予め発表した以上、この寺院の行為について、京都市が認可したことは確かであると思われるが、前述したような一大構築物が敷地の面積から計算して建坪率にかなったものかどうか、大いに疑問が生じる余地を残していると感じられる。

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